夏の風物詩沖縄エイサー

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エイサーは、旧盆に行われる先祖供養の伝統行事ですが、今や沖縄を代表する伝統芸能
となっています。

その起源は定かではありませんが、浄土宗の仏僧・袋中上人(たいちゅうしょうにん)
による「念仏歌」が始まりという説があります
(17世紀初頭)。
また、エイサーの名称については、琉球の古歌謡集の「おもろさうし」に出てくる「ゑさおも
ろ」と、演舞中の「エイサー エイサー ヒヤルガエイサー」の囃子詞からという説があります。

沖縄では、毎年旧盆になると、地域によっては青年たちがエイサーを踊りながら通りを練り歩
き、これを「道ジュネー」といいます。

エイサーは地域によって型に違いがあり、大太鼓や締太鼓を中心としたもの、片張りの太鼓
(パーランクー)を用いたもの、太鼓を使わないて踊りだけのエイサーもあります。

また、近年では創作エイサーのグループも増えています。
エイサーが、一躍脚光を浴びるようになったのは1956年にコザ市で開催された「全島エイサーコ
ンクール」です。
その後、「沖縄全島エイサーまつり」へと移行し、今日では3日間で30万人が訪れる一大イベント
になっており、勇壮にして華麗な演舞が多くの人々を魅了しています。

「エイサー会館」は、この沖縄が誇る伝統芸能エイサーの発信拠点施設として、エイサー文化の
保存及び継承に取り組んでいます。

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